保険はいらない?保険は入るべき?保険のメリット デメリット
保険はいらない?保険は入るべき?
医療保険やがん保険、死亡保障付きの生命保険、保険って必ず入ったほうがいいかしら?
保険はいらない、保険は入るべき?
なんとなく加入している保険!そんな方も多いようです。保険料も毎月支払いがもったいないような気がしている方も多いはず。でも保険はもしもの時のリスクのために加入するもの。今一度、保険について考えてみましょう。
知人に勧められて保険に加入しているけど本当に必要?
保険料が意外に高い、この保険はいるのかな?いらないのかな?
保険は必要だろうか?
今加入している保険はいるのか?いらないのか?迷いますよね?
貯金もしたいので不要な固定費を削減したい、でも,もしもの時、ケガや病気で入院手術があると不安、保険ってどこまで加入すればいいか?分かりにくい。そんなことを考えている人は多いはず。
保険加入したほうがいいのか?保険はいらないのか?不安に思っている方向けの記事になります。
この記事はこんな方に読んでもらいたい。
この記事を読んでほしい人
- 保険料の支払いがもったいないと感じている。
- 保険を解約しようかどうか迷っている方。
- もう一度保険を見直してみようと考えている。
- 保険はいる?いらない?と悩んでいる。
- 貯金を増やしたいので、不要な固定費は削減したいと考えている。
生命保険の役割をおさらい!
生命保険の役割は、ザックリ大きく分けて4つあります。
①病気やケガ、介護に備える!
生命保険の中には被保険者の病気(がん、三大疾病、その他の病気)の時に、入院、通院費用や手術費用、一時金など受け取れる保険や、保険会社所定の要介護状態になったとき給付金を受け取れる介護保障の保険もあります。
保険の種類:医療保険、がん保険、介護保険など
被保険者とは、その保険の対象になっている方を言います。被保険者が病気で入院、手術したらその人が給付金を受け取れます。
②死亡や、高度障害に備える!
生命保険の中には、被保険者が死亡、高度障害になったとき、加入時に決めた受取人が保険金を受け取れる保険があります。一般的には配偶者や子供、両親などを受取人にします。被保険者が死亡や保険会社所定の高度障害になったとき、残された家族の生活費や教育費、葬式代など目的に備えます。
保険の種類:定期保険、終身保険、学資保険など
高度障害は保険会社によって異なりますが、自分でベットから動けず、服も自分で着られず、食事も一人ではできない。また両足や両腕がない状態など、とても重篤な状態を指します。
残された家族の金銭的負担を備える保険ですね。
③働けなくなったときに備える!
生命保険の中に、ケガや病気で働けなくなった場合に保障する就業不能保険というのもあります。会社員は有給があったり、会社によっては福利厚生で保障があったりするので、自営業者の方は検討しておきたい保険です。
うつ病など精神疾患が対象になるものや、対象にならないものもあります。
保険の種類:就業不能保険など
就業不能というと、病気でちょっと働けなくなったら給付金がでると勘違いされがちですが、条件はチョット厳しめです。
保険会社によりますが、例えば三大疾病になって60日以上就業不能状態になったと病院の先生に診断書で証明してもらったときなど。
④貯蓄の手段として活用する!
生命保険の中には、保険料を一定期間積み立てて、満期保険金や解約返戻金としてお金が戻ってくる商品があります。こうした保険を貯蓄手段としても使えます。
保険の種類:終身保険、学資保険など
生命保険のメリット デメリット
保険に加入するメリット、デメリット!
生命保険のメリット
生命保険のメリット
- 万が一病気やケガで大病したとき給付金が受け取れる。
- 万が一の時、遺族の方が多額の保険金を受け取れる
- 年末調整で所得税、住民税が軽減できる。
生命保険のデメリット
生命保険のデメリット
- 保険料の支払いが固定費となり支出が増える。
- 保険料が掛け捨てで無駄になることがある。
自分にあった保険に加入することが必要。
本人や家族の状況に合わせて適切に加入することが大切です。過剰な保障や、保障内容の不足が起きないように選びましょう。
①独身の場合
- 死亡保障、高度障害の保障。今の段階では不要かもしれません。
- 医療保険。貯蓄があるのなら不要かもしれません。
- がん保険。加入したほうが良いかも。がんは2人に1人なると言われてます。がん治療は高額になることが多い。特約を付けて先進医療など高度な治療を受ける選択肢は残しておきたい。
- 就業不能保険。不要かもしれません。 病気やケガで大病して働けなくなった場合の保障。けっこう条件が厳しいです。それより健康にお金をつかったほうがよいかも。
公的医療保険では高額療養費制度があって医療費の自己負担額が少なくてすむ制 度があります。もしもの時を考えすぎて、過剰に保険に加入は保険料はもったいない。割り切って絞ると良いと思います。
②既婚の場合
保険は家族の考え方しだい。貯蓄があれば、死亡保障の保険や医療保険の保障は不要でしょう。少しでも「もしもの時の不安」があれば、夫婦で話しあって加入するのが良いかと思います。
- 死亡保障・高度障害の保障。配偶者がいる場合はもしもの時の貯めに加入を検討すると良いです。
- 医療保険・貯蓄があれば不要かもしれません。不安があれば最低限の保障で加入も一考。
- がん保険・加入したほうが良いかも。がんは2人に1人なると言われてます。がん治療は高額になることが多い。特約を付けて先進医療など高度な治療を受ける選択肢は残しておきたい。
- 就業不能保険・夫婦で働いているなら不要かもしれません。ただ自営業者だと加入も一考。
②子供がいる場合
- 死亡保障・高度障害の補償・子供の小さいうちは特に、ご主人に何かのことがあれば大変なことに。加入を検討すると安心です。夫婦で働いて金銭的に余裕があるなら保険金額を抑えて保険料を節約も一考。
- 医療保険・貯蓄があれば不要かもしれません。不安があれば最低限の保障で加入も一考。
- がん保険・加入したほうが良いかも。がんは2人に1人なると言われてます。がん治療は高額になることが多い。特約を付けて先進医療など高度な治療を受ける選択肢は残しておきたい。
- 就業不能保険・夫婦で働いているなら不要かもしれません。ただ自営業者だと加入も一考。子供の教育費など費用を考えて、もしもの時に不安を感じるなら加入を検討。
もし住宅を購入してローンを組んでいるなら、そのローンにがんの保障などついていることがあります。またご主人が亡くなったとき、だいたい住宅ローンが免除される保障もついていますから、そういったことを加味して保険金額を考えましょう。適切な保険金額に抑えて保険料を軽減することをおすすめします。
健康保険の高額療養費制度も活用できる
高額療養費制度とは、ざっくりいうと「同一月に高額な医療費の自己負担が必要となった際に、限度額を超えた分について払い戻しを受けられる制度です。」
年齢や年収によって自己負担の限度額が違ってきます。
70才以上、69才以下で負担額が異なります。
69才以下では住民税非課税世帯は一月負担額が35,400円,年収370万円以下であれば医療費の負担額は57,600円,さらに年収が高い方には所得区分によって自己負担額が増えます。
ざっくりの説明で例えば 69才以下の年収500万の人で、月の医療費が50万円(健康保険適用前の医療費金額・健康保険3割負担で自己負担は15万円)だった場合、月の自己負担額の医療費限度額は82,430円になります。差額67,570円(自己負担15万円-82,430円)は高額療養費として戻ってきます。
健康保険の自己負担額
※健康保険を利用して診療を受けた際、窓口で支払う医療費の自己負担割合は通常3割となりますが、義務教育修学前の児童は2割、70歳以上の高齢者は原則2割、75歳以上の後期高齢者が利用する高齢者医療制度では原則1割です。
しかし、1割・2割負担の方でも所得が一定額以上の場合は、2割・3割負担となります。
日本の保険制度は素晴らしいと思います。貯蓄で高額療養費負担額をまかなえるなら保険加入は不要です。保険料分の金額を健康増進や貯蓄に回したほうが良いと思います
なかなか給料が増えないなか、家計の支出の見直しを考えるときに「保険」の解約を考える人が多いそうです。「保険はいらない」という内容の本も数多く出版されていてその影響もあるのか保険加入の考え方が変化してきています。
そういった論調がでてくる理由の一つに高額療養費制度があります。健康保険に加入していれば、医療費については自己負担が少なくてすむ高額療養費制度が利用できるからです。
高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。収入に応じて負担額が少なくてすみます。低所得の方には自己負担額が少なくてすむ制度です。
そうは言っても医療費がかかってくるわけで、貯蓄が少ない家庭には急な病気での収入ダウン、そして急な医療費負担は生活にかなりの影響を及ぼすこともあります。
入るべき保険をしっかり吟味する必要ある
保険はいざという時お金を無理なく払えるなら入る必要はないと思います。病気で入院、手術があっても貯蓄で十分まかなえるなら入る必要性も低くなります。
ビルゲイツが保険に入る必要はありません。お金がいっぱいあるからです。(笑)
大切なお金でですから必要性のない保険は加入せず、しっかり入る保険、やめる保険を自分のライフスタイルに合わせていきましょう。
3,こんなことがあったらお金が払えない。という物には必ず保険に入る。
生命保険ではないですが、まず火災保険は必ず入るべきです。火災で家が消滅したら大変です。ふつうは立て替え費用は簡単には払えません。
自動車保険もそうです。任意保険に入っていない人が中にはいるらしいですが、家族のこと、自分のこと、被害者のことを考えたら必ず入るべきです。それが運転する人のマナーだと思います。
我が家では個人賠償1億円の保障の特約もつけました。年間数百円の追加だったと思いますが、外出先で自転車の事故に家族が巻き込まれたり、意図せず加害者になってしまって相手を傷つけてしまったり、もしもの不慮の事故の時保険がきくようにしておきました。
私は、がん保険にはしっかり加入しています。
がん治療は健康保険適用外の先進医療など良い治療方法があります。高額療養費制度は健康保険適用の治療が対象なので、先進医療は含まれません。
お金がない理由で治療の選択肢がなくなるのがイヤなので、癌保険に先進医療特約を付けて加入しています。
4,医療保険は必要最低限の保障に加入
医療保険に過度に加入するのは個人的にはどうかな、とは考えています。余裕の貯金があってそれでまかなえるなら保険はなくてもいいのかなと思うからです。
ただ保険に加入することで安心した気持ちで暮らせるならそれはそれで良いことだと思います。
私は保険料が安い入院日額5000円タイプの医療保険とがん保険に加入しています。私はある程度貯蓄しておけば医療保険は必要最低限保障があればよいという考えです。
がんに関しては2人に1人はがんになる時代といわれています。
しかも「がん」は治療費が高額になりやすい。健康保険が適用でない良い治療方法もあったりします。お金がないために良い治療が受けられない、そんなことは避けたいものです。生きるために治療の選択肢が増えるよう「がん保険」は必要だと考えています。家族のために「がん保険」は加入しておくと心強いです。先進医療特約を付けておくと治療の選択肢が増えて後悔しません。
生命保険はいつでも入れると思ったら大間違い。
ちょっと、ココで保険の注意点!実は保険って入りたい時に入れないんです。
生命保険はいつでも加入できると思ったら大間違いです。年齢や持病、過去の病歴で加入したくても入れない時があります。
年を取ると、健康診断の結果がよくなかったり、病気で入院歴があったりすると、保険に加入が難しくなります。保険というのは、もしもの場合の助け合いの仕組みなので病気がちな人を加入させると不平等だからです。
※加入できたとしても保障を削られたり保険料が高くなりがちです。
健康な若い10代、20代のうちから医療保険やがん保険に加入を考えるのも手です。
10代、20代から健康なうちに加入して保険料支払いを終身払いにすると保険料が生涯、毎月安い金額で保障が受けられる良い面もあります。
5,保険のプロに相談してみよう
色々と保険の事をお話ししましたが、保険のコトは、自分でいろいろ調べても、専門用語と保険の種類が多く、分かりにくいものです。保険の知識が身についても自分のライフステージに照らし合わせて「この保険、いるのか?いらないのか?」などトータルで体系的に把握するのが難しいかもしれません。
そんな時は保険のプロに一度相談してみましょう。無料でいろいろ教えてくれます。
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